自己啓発の本などでこんなことがよく言われます。
「もしあなたが一流になりたければ、一流の人たちの輪の中に入りなさい」
とか
「一流の人たちの輪の中に入れれば、あとは勝手に一流のオーラがあなたに備わります」
とか。
ですが結論から言いいます。
「それ。嘘です。」
なぜ嘘とわたしは言いきれるのか?
それは先日、わたしが超一流人とお会いして体感したからです。
一流の中に入れば、自分も一流になれるというのは嘘です。
ただし「一流のオーラとはどのようなものなのか?」を体感することはできます。
そしてその一流のオーラとはどのようなものなのかを理解するというか記憶するというか、そういうのは出来ます。
でも、ちまたでよく言われているような、「一流の輪の中に入れれば、自分も自ずと一流になる」というのは嘘です。
まずこの事実を知っておかなければいけません。
「一流は一流の人としか世界観が合わない」
先日、機会が有ってとんでもない方とお会いすることができました。
その方、なんと。
現役のオリンピック選手です。
現役のオリンピック選手と一緒にお酒を飲んだのです。
ですが結論から言うと、話が合わず気まずい雰囲気に終わってしまったのです。
その原因を痛感しました。
原因はこれです。
「相手は超一流人なのに、わたし自身は三流以下の人間だから」
です。
わたしは強烈に学びました。
「もし一流の人々の輪に入りたいのであれば、自分自身も一流人であれ」
ということです。
なんだか難しそうで無理そうに思えますよね?
ところがそのオリンピック選手が言うには、意外と簡単に一流になることは可能だそうです。
そのオリンピック選手はこのように言っていました。
「自分自身が一流であるジャンルは、何でもいいのです。メジャーなスポーツやビッグビジネスの大社長でなくても大丈夫です。それこそ普通のサラリーマンであれば、自分の担当業務について超一流になれればいいのですよ。すると不思議なもので、そうなれればオリンピック選手とも同じ世界観で交流することが出来るんです。たとえサラリーマンでありふれた担当業務をしていたとしても、超一流の仕事ぶりで取り組むと、普通の人とは違った、突出した世界観を持つようになれます。その突出した世界観同士が共鳴する。そんな感じで仲良く気が合うようになれるんです。」
何を隠そう、この話は、そのオリンピック選手の方が直接わたしに教えてくれたことなのです。
ですから本当に一流の輪の中に入りたいのであれば、陳腐な自己啓発本が吹聴するような「一流の集まる場に行けばあなたも一流になれる」などという妄想は捨ててください。
おやめなさい。
居場所が無くて寂しい思いをするだけです。
そうではなく、あなた自身が一流に成長していってください。
って、自戒も込めて書きました。
わたしも精進したいと思います。
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