今日は正月で実家に帰省しています。
いまは朝の4時ですが、早くもおなかが減ってしまいました。
なんか食いたいなー。
冷蔵庫を物色したら、こんなものがありました。
おそらく昨日の晩ごはんの残り物でしょうね。
どうやら昨夜は天ぷらを食べたようです。
残り物だし、冷蔵庫に入っていたし、再加熱したりレンジで温めてもベッチョリして美味しくないだろうなあ。
と思っていたその時。
この本のことを思い出しました。
料理の大先生「土井善晴さん」の著書「一汁一菜でよいという提案」です。
内容を知りたい方はこちらからどうぞ。
「土井善晴さん」の著書「一汁一菜でよいという提案」
内容は著書に譲るとして、ここに書かれてあったことで思い出したことがあります。
それは、「昨日の残り物も一汁一菜の具にしてしまえばよいのです」ということです。
正確にはこんな内容ではなかったかもしれませんが、なんかそう書いてあったように思います。
それでこう思ったのです。
「冷えた残り物の天ぷらを味噌汁の具にしたら、一体どんな味になるんだろう」
と。
土井善晴先生も著書でこう言っていました。
「一汁一菜は美味しくなくてもいいんです。普通に食べれれば、それでいいのです」
と。
というわけで、最悪の場合は不味くてもいいので作っちゃいましょう。
なんとなく気分的に、今日は鰹節から出汁を取りたくなりました。
これからこの鰹節を煮ます。
鰹出汁は、まず水を沸騰させてから鰹節を煮ます。
なのでまずは水を煮立たせます。
煮立ったら鰹節を投入します。
鰹節を入れたら、ふたをしてしっかり煮込みます。
吹きこぼれないように注意しながら、5分煮立たせます。
おお!
結構いい感じに煮立っていますね。
この合間に冷蔵庫で冷え冷えになっていた天ぷらを加熱しようと思います。
とりあえず電子レンジに入れちゃいます。
べちょべちょになりますが、どうせ味噌汁にぶち込むのでよしとします。
そろそろ鰹節を引き上げる時期かな。
本当は布巾などで濾すのですが、めんどうなので手抜き。
なのでだし汁に鰹節が残ってます。
でも気にしないw
いいんです。
手抜きでも。
それが土井善晴先生の一汁一菜のスタンス。
無理しない。
ラクでいい。
これからこのだし汁に味噌を溶いていきます。
今日の味噌はこれ。
大豆と塩と麹だけで作られた味噌。
やはり天然発酵の味噌がいいです。
味がまろやかで食べやすいです。
とりあえず具なしの味噌汁が出来上がりました。
そこに先ほどの残り物天ぷらを投入します。
この時点で既にあんまり見た目的にも美しくないですねw
椀に盛り付けて、はい出来上がり!
ではいただきます!
食べた感想は、、、、、
意外と美味い!!!
なんと不思議なことに、見た目の雑さとは裏腹に、そこそこ美味しいです。
いや、美味しいというか、一応普通に食べれますね。
もちろん飛び抜けて美味しいということはありません。
そこは見た目どおりw
でも、結構食が進みますね。
結局味噌汁は椀に四杯分ありましたが、ひとりで全部平らげました
w
ついでにごはんも二膳食べてしまいました。
悪くないですね。
残り物の天ぷらの再利用味噌汁って。
名付けて「天汁」とでも言っておきましょうか。
後記
一汁一菜の素晴らしいところは、片付けもラクなのです。
洗い物とゴミを含めて、これだけしか片付けるものはありません。
すごいでしょ!?
一汁一菜って、片付けも非常にラクなので、好きなんですよねー!
ぜひやってみてください。
一汁一菜。
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