伊豆「下田東急ホテル」に泊まってみた。ディナー編。

下田東急ホテル

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今回は伊豆の「下田東急ホテル」に泊まっています。
ディナーです。
会場は「マ シェール メール 番所」というレストランです。
Restaurant Ma Chere Mer BANSHO
英語表記ではこのように書きます。
下田東急ホテル
ロビーフロアに入口があり、そこから階段で下っていきます。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
下田東急ホテル
レストラン内はこんな感じです。
木質感のある濃い茶色のアクセントが利いたフロアです。
シックで落ち着きますね。

お席はこちらに案内していただきました。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
あいにく日が暮れてしまったのでよく見えませんが、きれいな庭園と海が見える、窓側の素敵なお席です。

今回のディナーは特別メニューです。
創立55周年を記念して開発されたそうです。
下田東急ホテル

ここのホテルのディナーには驚かされました。
今回泊まったのはチェーンホテル。
東急グループ。
客室数多めの大衆型ホテルです。

こういうところは既製品を出したり大量生産廉価食材を使用し、セントラルキッチン方式で過不足無い味で出てくることが多い。
少なくともわたしがいままで泊まってきた約310件の宿の経験ではそうでした。

なのにここはなんだ!?
ものすごくいい。
とても美味しいです。

いきなり料理の感想を言ってしまいましたが、改めて順を追ってみましょう。
まずはカトラリーをチェック。
フォークとナイフが一組だけ。
フレンチみたいに何本も出てこない。
あれはあれで特別感ありますが、緊張します。
気構えてしまうので。
その点、こちらはカジュアルですね。
気楽でいい。
そして箸もあります。
これはおおちゃくもののわたしにとっては大変助かります。
サラダとか粒々したお料理を食べるとき、フォークとナイフだけだときれいに食べれないからです。

そのようなスタイルなので、略式のレストランかと思いきや、着席するときにはちゃんとスタッフが椅子を引いてくれます。
この辺はちゃんとやるんですね。

席に着きメニューを見ると。。。
オードブル、スープ、ポワソン、リゾット、デセールの5品。
フルコースではありませんね。

この手のコース料理は、料理が少なくて、パンをおかわりしまくって満腹にしなければいけないという悲しいパターンが多いです。
少なくともいままではそうでした。

席についてメニューを見たら、いままでの経験データベースから印象が弾き出されて早くも気落ちしてしまいました。

でもまあ仕方ない。
お腹も空いたしとりあえず食べるか。。。。

まずはお酒はいかがですか?と聞かれました。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
ドリンクメニューブックは、表紙が木製の立派なものです。
特別感が演出されていていいですね。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
わたしはイタリア産の赤ワインをグラスで注文しました。
一番安いやつです。
浅いけどスッキリしていて飲みやすい。
おぉ。。。
やるなあ。。。

それでは料理の部に参りましょう。
一品目。
下田東急ホテル
「お刺身のアソート菜園仕立て」。
運ばれてきましたよ。

ほお。
洋風の皿に盛りつけられて出てきた。
が、なんかさしちょこみたいなものに醤油みたいなものがある?
「御造り」ですね!
左から金目鯛、あこう鯛、オナガダイ。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
下田東急ホテル
鯛尽くしです。
醤油はかつお醤油だそうです。
コンセプトの統一感が面白いですね。

食べてみる。
ここはやはり箸で行きたいところ。

おお!?
めちゃくちゃ歯ごたえいい!
しかも旨味もある。
これはうまい。

醤油も深みある。

ワインは赤を注文しましたが、イタリアワインの浅めでスッキリした味が刺身と合いますね。

まさか、チェーン系列のホテルなのに、料理が旨いとか有り得るのか?

動揺しつつ二品目。
「野菜の炊き合わせ」
下田東急ホテル
下田東急ホテル
下田東急ホテル
南京豆腐と季節の野菜とのこと。
これまたびっくり!!
完全に和食の味なのです。

昆布とかつおの上品な出汁!
装いは洋風なのに完全に和風。
思いっきり騙されてたじろいだ。
出汁まで飲みきった。
かなり旨い。

おかしい。
チェーン系列なのにw
凝ってて美味しい。

三品目。
本日のメインディッシュのポジション。
今回の宿泊プランの特別目玉メニュー。
「伊勢海老と魚介類のフィシャーマンスープ仕立て、バジルアイヨリとご一緒に」
下田東急ホテル
あー。
あれね。
でっかい鍋で人数分盛りつけて持ってきて、見た目はボリュームあるけど客席で取り分けたらたいした量が無いっていうアレね。

と思ったら。
木の下敷きが人数分目の前に用意された。
下田東急ホテル
え!?
まさかのひとりずつ鍋来るの?

取り分けようの皿は、料理が冷めないように熱しられていある。
下田東急ホテル
それにスプーンには東急の家門が施されてある。
下田東急ホテル
スタッフに聞いたら、創業した55年前から使いつづけているスプーンだそうです。
すごいですね。

そしていよいよお料理が来た。
下田東急ホテル
下田東急ホテル
下田東急ホテル
すっげーでけー(笑)

あかん。
これは満腹になるわ。

お料理は四品で充分だった。
量が想像以上。
具材もたっぷり。
伊勢海老まるごと一尾。
サザエまるごと一個、しかもデカめ。
ハマグリ、ムール貝、これもデカめ。
ホタテ貝柱、真鯛、金目鯛。

めっちゃ旨いw
これブイヤベースだ。
ブイヤベースの経験は少ないけれど、いままで食べた中でNo.1だ。
昔、カリフォルニア在住の億万長者におごってもらった高級レストランで食べたブイヤベースはたいしたことなくてワロタ。
が、これは最強に旨い!!

次のリゾットも大変に美味しかった。
これで四品目ですね。
下田東急ホテル
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こちらのリゾットも、量もまあまあある。
味もとても良いです。

最後にデザート。
下田東急ホテル
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この白いムースみたいなもの。
泡立ちふわふわで滑らかで優しい舌触りがたまらない。
デザートも大変美味しいです。

食事が終わり部屋に帰る際、入口に水槽があることに気付きました。
なんと仕入れたイキの良い伊勢海老をここに保管していたのですね。
下田東急ホテル
大満足しました。
下田東急ホテル、おすすめします!!
ぜひ泊まってみてください。
公式サイトからも予約できますので一度ご覧になってください。
https://www.tokyuhotels.co.jp/shimoda-h/index.html

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