壱岐島の温泉旅館「平山旅館」に泊まってみた。夕食編。

平山旅館

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今回は人生初の壱岐島に来ました。
壱岐島はその地理のとおり、海に囲まれた自然豊かな島です。
新鮮な魚介が豊富で、陸では稲作も盛んです。
調度訪れているいまは、稲の収穫真っ最中です。
たわわに実った稲穂は、まるで金色に輝いて見えます。
本当に美しい光景です。

さて今回はそんな素晴らしい壱岐島で宿泊することになりました。
宿体験記は通常、チェックインからの流れで順次記事を掲載しています。
しかし本日宿泊している平山旅館の御夕食があまりにも素晴らしかったので、その感動が残っているうちに感想を残したいと思い、急遽記事を書き起こすことにしました。

では旅行記、壱岐島編。
平山旅館の夕食編に参りましょう。

平山旅館の夕食はスタート時間が2部制です。
18:30か19:00かのいずれかを選びます。
今回わたしは19時開始を選びました。
温泉に入ってくつろいだりしているうちに、気分が良くなり、早くもお酒を欲してしまいました。
そこで食事前ですが、部屋で先に晩酌を始めようと思いました。
内線でフロントに電話して聞いてみました。
すると快く承ってくれました。
夕食は和懐石料理だし、今日は地酒を飲みたい。
そんな気分でした。
電話口で聞いたところ、どうやら日本酒は2種類あるようです。
銘柄を口頭で聞いたものの、どのようなお酒かはイメージが湧かない。
するとわざわざ部屋にメニューを届けてくれるとのこと。
夕食の準備で厨房仕事が忙しいのに親切に応対していただきました。
本醸造と純米吟醸の2種類がありました。
わたしは純米酒好きなので、純米吟醸酒を注文しました。
壱岐島の地酒「横山五十 純米吟醸」です。
平山旅館

甘口の日本酒です。
しかし味がスッキリしているので、口当たりは爽やかでとても飲みやすいです。
わたしは大変好きですね。

このように夕食前に部屋でしっかり事前準備を整え、19時になりました。
いよいよ本番の御夕食です。

今回わたしが泊まった部屋は、「星の間」という部屋です。
この客室では、食事は自室で食べるのが通常だそうです。
ところが今回は空いている客室があるからということで、特別に空いている別室を御食事処に仕立ててくれました。
それがこちらの部屋です。
平山旅館
平山旅館

こちらは客室「風の間」です。
居間と、火鉢のある広縁と床の間のある、こちらも純日本風の素晴らしい客室ですね。

その食事処に入ると、既に先付けがご用意されていました。
平山旅館
席に着くと、仲居さんが自家製の杏酒を振る舞ってくれました。
平山旅館
さあ先付けを食べましょう。
平山旅館
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平山旅館

では御料理に箸をつけていきましょう。
2時間前にとれたばかりの「赤うに」の活け造りです。
うにの中でも赤うには高級で、それをこんなとれとれの鮮度で食べることは、壱岐島以外では難しいそうです。
やはりさすが鮮度抜群!
まずうにの口当たりが素晴らしいです。
サラっとしています。
しかし味は濃厚かつ甘さがあり、これまた悶絶するくらい美味しいですね。
本当に素晴らしいです。

もうひとつはもずく酢。
こちらのもずくも壱岐島産。
細くて糸のようなのが壱岐島もずくの特徴だそうです。
さすがですね。
糸のように細いので口の中ではサラサラとしていて心地好いです。
ところが鮮度が良いせいなのか、噛むとシャキシャキ歯ごたえと弾力。
酢の加減も絶妙であり、これも非常に美味しい一品です。

次はチーズ豆腐。
なんとも珍しいですね。
わたしはリゾートトラベルライターとして通算300件以上の宿を泊まり歩いてきましたが、チーズの豆腐はおそらく初めて食べますね。
食べてみると触感は、かなり弾力がありモッチモチです。
気持ちいい食べ応えですね。
味は意外にもスッキリしていますね。
これも美味しいです。

次に出てきたのは、ミズイカの活け造り。
平山旅館
これはすごい!!
お皿の上でまだ生きてます。
それに身が虹色に輝いていてまばゆい。
こんなに鮮度のあるイカをいただくのは初めてです。
やはりとれたて。
歯ごたえはものすごくあります。
強い弾力というかコリコリとした歯ごたえ。
いかにもって感じですね。
口の中で後味が爽やかに去っていくとともに、とても甘味を感じる。
これもとても美味しいですね。

次は御造りの部。
平山旅館
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御造りも、その日の水揚げ具合によって出される魚介が毎日異なるそうです。
網元ならではですね。
今日の御造りは、鰹のたたき、ヒラマサ、オコゼ、サザエ、コウガイ、高級魚のクエ。
さらにカワハギのキモも。
高級魚やら鮮度が良くなければ絶対に食べられないキモや、ここの御料理は本当にレベルが高いです。
やはり漁の盛んな土地だけに、特に鮮度のレベルは群を抜いていますね。

お次は椀物。
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これは「カボチャのスープ」と仲居さんは言ってました。
まあそれはそれで間違ってはいないのですが、ここのような純和風温泉旅館であるならば、カボチャのスープと言うよりは、「南瓜のすりながし」と表現する方が気分が上がるかなあと思いました。
いや、どうでもいいかw
味は濃厚で甘味があって美味しいですね。
トロみが心地好かったです。
本当にここのお宿は料理上手で驚きますね。

次は鉢物。
平山旅館
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小イカの煮物。
これも素晴らしく美味しいですね。
煮込んだ出汁がとてもいい味です。
濃すぎず薄すぎず。
いやほんの少しだけ濃いかな。
でもその方がお酒が進むし、素晴らしい絶妙な味付けだと思います。
イカの身も、ハラワタごと食べるのですが、臭みは全く感じなかったです。
骨っぽいところも全く気にならないくらい柔らかく煮込まれていました。
味も口当たりも歯ごたえも火の通し方も絶妙でした。
板前さんの腕が非常にいい証拠ですね。

次は強肴になるのでしょうか?
これが出てきました。
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焼きあわびのキモソースあえ。
これは大変に美味しいです。
やはり非常に新鮮なあわびを使っているせいなのか、キモの臭みが全く無かったです。
キモソースの味付けもとても美味しい。
濃密な旨味が閉じ込められています。
口の中にあわびの美味しさが広がります。
それなのにしつこくない。
板前さんの腕の良さに敬服いたします。

まだまだ御料理は続きます。
質も素晴らしいですが量も多いなんて、食いしん坊なわたしには大変ありがたいです。
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こちらは真鯛のかぶと焼き。
焼きたては、鯛の旨味がたっぷりと出ていて身もふっくら柔らかでとても美味しいです。
酔いも回ってきて、綺麗に食べ切れなかったことが少しだけ心残りでした。
それからこのかぶと焼きは、冷めると魚の生臭さが出てきてまずくなってしまいます。
焼きたてを早めに食べる方がいいですね。

驚くことに御料理はまだまだ続きます。
次はこれ。
すごいですね。
平山旅館
なんと伊勢海老の活け造りも出てきました。
口に入れると、まずその新鮮な舌触りが心地好い。
滑らかで触感もぷりっぷり。
見た目も美しく乳白色できれいです。
味も甘味が強く、なのに後味はスッキリ。
本当に爽やかな口当たりです。
それを平山旅館特製ブレンド刺身醤油で食べる。
深みのある醤油との相性もバッチリですね。
いやいや。
大変美味しいです。

御料理はまだまだ続きます。
次はこちら。
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これは先ほど御造りで出していただいたミズイカの余った部分です。
それをこのように唐揚げにして持ってきてくれました。
食材を無駄にしない心意気にも感動します。
衣もあっさりした味で、イカの旨味がよくわかるように調理されているのが感じられました。
揚げている油もきっと良質なものを使っているのではないでしょうか?
全くもたれません。
それにこちらの唐揚げは冷めても美味しく食べることができました。

すごいですね。
まだ御料理が続くのです。
平山旅館
これはあごのぬたです。
あごとはトビウオです。
通常、トビウオは生で食べるにはあまり適しません。
小骨が多く味にもクセがあります。
それをこのように生食で出すとはなかなか挑戦的ですね。
しかしトビウオはトビウオ。
やはりクセがあり小骨もありました。
ところが確かにぬたで美味しく食べれるように調理してありました。
凄い技術ですね。

まだ続きます。
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こちらは茶碗蒸し。
出汁の味もしっかり効いていて美味しいです。
温度も熱過ぎず丁度いい。
茶碗蒸しを上手に作るのは難しいです。
程よい口溶けです。
この程よい口溶けに作るのが難しい。
具材は壱岐島で採れた大豆。
それを餡で味に深みを添えています。
素晴らしいです。

最後に御食事の部。
仕上げのごはんです。
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炊き込みご飯と伊勢海老の味噌汁。
炊き込みご飯の具材は生姜。
味噌汁は先ほど御造りでいただいた伊勢海老の殻で出汁をとってあります。
豪華ですね。
壱岐島は米作りも盛んな土地です。
今回は丁度新米の季節に宿泊しました。
壱岐の新米です。

そして最後に水菓子の部。
デザートです。
平山旅館
手作りプリンです。
見た目、さっきの茶碗蒸しみたいですね(笑)
バニラビーンズが入っています。
本格的ですね。

平山旅館の御夕食は、味はもちろん鮮度も抜群。
嬉しいことにボリュームも満天。
食いしん坊の方にも嬉しいお宿です。

わたしは大変食いしん坊な方ですが、そんなわたしでも大いに満腹になれます。
あまりにも多くて、最後のごはんは残念ながら少し残してしまいました。
それを配慮してくださり、なんとお夜食にとおにぎりをこさえてくれました。
どこまでも優しい宿です!
平山旅館

大満足な御夕食でした。
ぜひ泊まってみてください。

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