こちらのブログにも先日書きましたが、6月30日は日本では伝統的に神社で神事が行われます。
しかも結構重要な神事です。
それは「夏越しの大祓」というものです。
神社の広場に「茅の輪」が設けられて、あの輪っかをくぐって健康長寿を願うあれです。
わたしも毎年参列しています。
今年も行ってきました。
この夏越しの大祓に参列しようとした直前に、神道の師として仰いでる方から教えを受けました。
それは「神社での正しいお願い事のやり方」です。
わたしはいままで「どうか願いをかなえてください」というふうにお参りしていました。
ところが師が言うには、そのやり方は間違っているそうなのです。
せっかくなので正しい参拝方法をここでシェアしたいと思います。
正しい参拝方法「神様には救いを求めてはいけない」
他力本願はいけないそうなのです。
神社のお参りでやりがちなことで、こういうことしちゃいませんか?
わたしはいままでずっとやってきましたよ。。。
「どうか願いを叶えてくださいm(__)m」
これダメだそうです。
これって、「自力で何とかしよう」とか「自力で何かになろう」という意志がありませんよね?
「自ら」ではなく、「外部の何か」に頼っているのです。
本当の神社とはどのようなものかをご存知ですか?
わたしは知りませんでしたが、こういう場所なんだそうです。
・本当の神社とは「願い事をする場所ではない。自分の意思を宣言する場所である」
ということなんだそうです。
「祈り」という言葉がありますよね?
これの古流神道ではこのように言うそうです。
祈り=意宣り
「自分の意志を神社の神様に宣(のたま)う」、つまり自分の意志を神様に「宣言する」ということなんですって!
するとこうなります。
神社はお願い事をする場所ではない。
↓
自分の意志を神社の神様に宣言する場所。
↓
自らが自らを救うことになる。
↓
自らが自らを救う最高の神様なのである。
結論「自分を救えるのは自分しか居ない」
これを聞いたときに衝撃が走りました。
確かに誰かにすがれない恐怖はあります。
でも逆に自分自身で何とかすれば、叶えることができるのだという希望のようなものも湧き上がってきたのです。
なんか夢に向かって努力できそうな気力というのか。
そういうものがわいてきました。
そして最後に師からいただいた応援メッセージを添えておきます。
「自分の人生に責任を取るのは自分です。
自分しか居ません。
これは極めて当たり前のことです。
少しでも「何かのせい」にした時点で終わりです。
毎日「偽りの自分」を薙ぎ払って、「本当の自分」で勝負してみてください。
良いことも悪いことも、全て受け止める。
今の自分を精一杯生きていく。
毎日をやりきっていく。
あなただけの人生を、あなただけの満足できることで満たして毎日を過ごす。
外に救いを求めず、もっともっと「自分」を満たしていきましょう。」
こういう生き方、おすすめですよ!
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