今日は、先日泊まってきた箱根の富士屋ホテルの朝食について口コミを書きます。
チェックインの時に朝食を選ぶことができます。
今回は和食を選択しました。
和食の朝食会場は、旧宮ノ下御用邸である「菊華荘」でいただきます。
この建物は凄いんですよ。
御用邸という名称からもわかるとおり、皇室のために作られた御屋敷なのです。
明治28年、皇室の宮ノ下御用邸として造営された由緒ある純日本建築の建物と名園であると公式情報にも書かれてあります。
こちらが玄関です。
玄関の先に待合室が見えますか。
そこで準備ができるまで待ちます。
ここが待合室です。
数分も待たずに席に案内してくれました。
廊下を通って御食事処へ。
こちらが御食事処です。
大変立派な和室ですね。
きれいです。
さすがは皇室の御用邸!
席に着いたら、まずはこのあたりが配膳されてありました。
こちらはカンパチの御造りです。
魚独特の臭みなどは全くありません。
上品な味わいです。
さすがですね。
こちらは自家製湯葉です。
すでに味付けがされています。
卓上コンロで暖めていただきます。
出汁の味も上品でとても美味しいです。
鍋に残った豆乳出汁も全部平らげてしまいました。
席に着いた後に、温かい御料理を持ってきてくれます。
こちらは温かい椀物です。
同じことを何度も言ってしまいますが、富士屋ホテルの御料理は、とにかく上品な味です。
すっきりとした味わいの出汁が基調になっていて本当に美味しいです。
次に焼物を持ってきてくれました。
かれいの幽庵焼きと出汁巻き玉子です。
かれいの幽庵焼きは、下処理も素晴らしいレベルです。
小骨などわずらわしいものは一切ありません。
そして身もとても柔らかくて美味しいです。
もちろん臭みなど全くありません。
出汁巻き玉子のレベルもかなり高いですよ。
まず焦げ目が一切ないです。
火加減を非常に厳しく見ている証拠ですね。
それから出汁がたっぷり含まれていてかなりジューシーな食べごたえなのです。
料理を作る人ならわかると思いますが、出汁巻き玉子にたっぷりと出汁を含ませるのはかなり上級者の技術です。
富士屋ホテルにはその技術が充分に備わっていることがよくわかります。
富士屋ホテルはすごいです。
ごはんと味噌汁も届きました。
これで全種類そろいましたね。
全部揃ったところも写真をとりましょう。
わたしは実は、ごはんの良し悪しはあまりわかりません。
なのでごはんは普通に美味しく感じました。
でも富士屋ホテルが立派だなと感じる点があります。
それはごはんの盛り付け方です。
ごはんがふんわりと山型に盛られているのですが、そのふちの方には、なんと一切米粒が付いていないのです。
とても美しく盛られているのです。
こんな細かいところまで気を使っているのか!
プロ根性というか職人魂というのか。
とにかくレベルが高いです。
誇りなのでしょうね。
すごいです。
味噌汁も大変に美味しいです。
魚のアラでとった出汁です。
でも普通のアラ汁って、骨の部分などを具としてお椀に盛り付けますよね。
ところが富士屋ホテルはそうしないのです。
ちゃんと骨などは濾して出してくれます。
だから飲んでいるときに骨がささるのではないだろうかなどと心配しながら食べる必要が無いのです。
こういうところも仕事が丁寧ですよね。
富士屋ホテルは仕事が丁寧。
これポイントですね。
ごはんと味噌汁はお代わりできます。
美味しいので遠慮なくいただいてください。
最後には水菓子も出てきます。
あまりの美味しさに感激して、撮影を忘れました(笑)
富士屋ホテル、素晴らしいです!
ぜひ泊まってください。
超おすすめします。
ぜひ泊まってみてください。
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