1年間に2950回失敗してもあきらめない人が年商1000億円を達成できる

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わたしは事業のヒントを得るために毎週見ている番組があります。
それは「がっちりマンデー」です。

今回見たときのテーマは「最近売上げ1000億円超えた会社」でした。
市場も成熟して、新規参入や市場シェア拡大も難しい現代において、売上高1000億円を突破するのは至難の業です。
ちなみに日本には約400万社の企業が存在しています。
その中でも売上高が1000億円を超えている企業は、約900社。
たったの0.02%だけです。
すごいですね。

そこで紹介されていた企業に、「くら寿司」がありました。

くら寿司が売上高1000億円を超えた要因が面白かったです。
その要因とは、「サイドメニュー」です。
寿司だけではなくサイドメニューへの取り組みが大きく貢献しているのです。

くら寿司のサイドメニューはとてもユニークです。
2012から、寿司屋なのにラーメンを提供しています。

2013年には天丼とうな丼。
2015年にはカレーライス。
2016年には牛丼。

このサイドメニュー開発の話が非常に感銘を受けました。

サイドメニューを開発するためには試作品を作ります。
その数はいくつだと思いますか?
なんと

年間3000種類

も作るんです。
そのうち商品化できるものは、年間で50種類ほど。

さらにすごいことは、くら寿司ではこの試作品の試食を毎週行っているそうです。
毎週毎週、必ず試作品を完成させなければならないのですね。
すごいプレッシャーです。

しかも毎週毎週、試作品を生み出さなければならないうえに、そのほとんどの試作品は不採用、つまりボツになってしまうんですね。
厳しいですね。

番組を見ていましたが、苦労を重ねて生み出した試作品を、試食した経営陣は、「ダメ!」「バツ!」「全然話にならない。ダブルバツ!!」とか。
それは厳しい批判振りでした。

そして感銘を受けたのはここから。
そのサイドメニュー開発者の姿勢です。
散々にダメ出しされたのに、「あ。そうですか。わかりました。」と、非常にあっさりしているんですね。

これには大変驚きました。

わたしだったら、一回でも批判されたら、心が折れてしまいます。
さらに数日は引きずって立ち直れないでしょう。

ところがこちらの開発担当者さん。
あっさりと批判を受け入れています。
見たところ、まったく感傷に浸っている様子はありません。

冷静に考えたら、こちらの担当者さんは、年間に3000種類の試作品を生み出しているのに、年間2950回もダメだしされているってことですよね。
これってすごいことです。
考えてもみてください。
毎週毎週ダメ出しされ続けるのですよ。
毎週毎週ダメ出しされ続けることを年間に2950回も味わうのです。
とんでもない体験ですね。
こんなことを毎年毎年続けるなんて、禅宗の修行にも匹敵すると思うのはわたしだけではないはずです。
でも、だからこそ人よりも優れた結果を生み出せるのでしょうね。

やはり大きな成功をつかむためには、毎年2950回の失敗をすることなんて、なんでもないことくらいに習慣化してしまうことが大事なのですね。

いやはや改めて大いに感激しました。

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