高級宿に行くと、よくこのような光景にはちあいます。
利用客がスタッフに対して上から目線で偉そうな態度をとっているのです。
命令口調で、あーでもないこーでもないとか、偉そうに説教しているんです。
そんな場に居合わせられるこちらの気持ちも配慮せず、いい迷惑です。
せっかくの滞在もあと味悪くなります。
なんでそんなことをするのか、わたしには長年理解できませんでした。
ところが先日に高級宿に宿泊して、そういうお客さんを見たときに、理由がなんとなく分かりました。
たぶんスタッフに偉そうな態度をとるのはこういう理由です。
傲慢であることと「気高さ」を勘違いしている
どうやらこの勘違いが原因っぽいです。
本当の気高さとは、高級な雰囲気の中に居ても、あるがままの自分で居れることだとわたしは思っています。
ところが逆に、スタッフに偉そうな態度をとっている人は、その高級な雰囲気に飲まれないために闘おうしているようなのです。
そうじゃない。
逆!
その雰囲気を受け入れるの!
そして溶け込むというか馴染むの!
その上で自分らしく居る。
これが気高い佇まいなの!
これがどうやら理解出来ていないようです。
それからそういう人たちを観察していて見えてきたことがあります。
そのひとつがこれです。
スタッフに偉そうに当たる人は、自分に自信が無い
面白いことにこういう人たちには、共通した特徴があります。
そのひとつがこれです。
着ているファッションが全部ハイブランド
例えば上から下まで全部HERMESとか言う人には、そういう人多いです。
そんな立派なブランドを身に付けているのに、チビでデブ。
体型とブランドファッションが持つコンセプトと全然合ってない。
HERMESは高身長でスマートな体型の人にこそ映えるファッションブランドです。
そういうコンセプトで作られていますから。
そういうコンセプトのファッションを、チビでデブが着るのは、ブランドのコンセプトも理解してないし、自分自身すらも理解できていません。
自分はすごいんだ!という周囲へのアピールのためにハイブランドを着ているのがバレバレ。
愚かですね。
ちなみに見栄を張るためにハイブランドや高級車やマイホームを買う人は自尊心が低下するという研究結果もあります。
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