今日は富士屋ホテルのディナーについて口コミを書きます。
今回の夕食は、洋食のディナーにしました。
ディナー会場は、メインダイニングの「ザ・フジヤ」です。
ではダイニングに入りましょう。
係の方が先導して席に案内してくれます。
ダイニングの玄関(?)に、ザ・フジヤで使用している陶器が展示されています。
とてもきれいな飾り絵皿です。
ザ・フジヤの全体像はこんな感じです。
とても特徴的で印象的なのが、天井が非常に高いことです。
解放感がかなり高いというのか、「すごいところで食事をするんだなあ」という特別感が強く沸いてきます。
写真でもわかるかもしれませんが、全ての椅子に富士屋ホテルのロゴマークが掘られてあります。
「富士屋ホテルでディナー食べてるんだ!」という気持ちが、否が上にも高まります。
こちらがテーブルセットです。
白いテーブルクロスに、白が基調の飾り絵皿。
ナプキンがゴールドのリングで止めてあります。
白にゴールド。
とても映えますね。
飾り絵皿もとてもきれいです。
いや、「美しい」です。
見えますでしょうか?
皿の絵のデザイン。
左上が富士山。
右下が富士屋ホテルの建屋と、金の押印。
いままでこのような高級宿のディナーは300回以上食べてきましたが、飾り絵皿がこれほど上品で美しい装いのホテルは初めてです。
やはり歴史と伝統と格式の一流ホテルです。
この絵皿のセンスからも気品の高さを感じます。
ちょっと余談ですが、こんなにも気品が高いレストランなのに、スタッフの方がとても「優しい」のが非常に心に残り、また非常に感動します。
このような高級レストランでは、「親切」なスタッフはたくさん居ます。
礼儀正しく接してくれて、丁寧に御給仕してくださいます。
でも、お客さんの人柄に合わせて、「優しく」接してくれるレストランは、実はかなり少ないのです。
これは人材教育だけでは身に付けられるものではありません。
元来の性根が優しい人を給仕係に配属しているのでしょう。
そういった采配にも、富士屋ホテルの技量の高さが見て取れます。
では話を元に戻してディナーの続きを口コミしましょう。
席に着くときも、両親とわたしの三人それぞれにちゃんと椅子を引いてくれます。
すごいですね。
三人居たら、全員の椅子を引いてくれる高級レストランって、これまた実はかなり少ないです。
こういう細部にも手を抜かない。
富士屋ホテルの気概の高さを感じます。
席に着くと、給仕係の方がご挨拶してくれました。
ちゃんと挨拶もしてくれて非常にマナーがいいです。
最初にドリンクメニューブックを見せてくれます。
さすがは一流ホテル。
品ぞろえも格式高いですね。
今日は気分的に最初はビールを飲みたい。
グラス生ビールをオーダーしました。
サッポロビール製の「白穂乃香」です。
このビール、超希少なんですよ!
無濾過の生ビールで、開栓後は二日以内までしか提供してはいけないという厳しい品質です。
保管や注ぎ方も独特の技が必要です。
またグラスも専用グラスがあります。
富士屋ホテルは白穂乃香のノウハウも持ち合わせているのです。
すごいです。
味は、とてもまろやかでほんのりとした甘みを感じます。
アサヒスーパードライは、炭酸も強く味も辛口なので、非常にパンチが効いているビールですが、まさにそれの真逆といった感じです。
とにかくまろやか、優しい、柔らかい。
そんな素敵なビールです。
大変美味しいですね。
最初の一杯目のビールだけで、相当盛り上がりましたね。
ではいよいよ御料理をいただきましょう。
その前に本日のメニューを確認です。
まさにフルコースの王道の献立ですね。
オードブル、スープ、ポワソン、ヴィアンドゥ、デザートの5品。
あとはパンとコーヒー。
正統派なメニュー構成です。
ぜひ泊まってみてください。
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